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2010年9月の5件の記事

2010年9月23日 (木)

築130年の耐震補強+リフォーム

130年を超える伝統工法の木造住宅の耐震補強が始まりました。

現場は水ナスとお祭りで有名な大阪岸和田です。

耐震診断と補強の監修は匠建築の保坂さんです。

保坂さんは耐震補強に関する書籍や毎日新聞での記事を書いていますので名前を知っている方も多いでしょう。

工事の担当は保坂さんの関西チーム()秀工舎の長田さんです。

全体のまとめと意匠は私の役割ですが、このような工事は新築工事と違って知識と経験が重要です。

そこでこのようなチーム構成になりました。

913日は耐震診断に基づいて具体的な補強に関する調査それにともなって方針の決定を行いました。

天井を剥がしたり、床を剥がして耐震診断時より詳しい調査をした結果一部の梁に曲げ破壊、大引きに腐朽菌による劣化が発見されました。

梁を支えている柱を取り替えたり、腐った部分を取り替えをします。

木造の建物は在来の技術を以ってこのように補強・取替えが出来ます。

この取替え・補強を続けていけば建物を永久的に存続させることが出来ます。

鉄筋コンクリートの場合、柱を取り替えるというようなことはかなり特殊で難しい作業です。

通常は、やらない・出来ない、の世界です。

実は、このように木造建築が長く使い続ける建築の構造として優れた構造形式であることがまだまだ一般の方々に理解されているとはいえません。

通常皆さんは木造よりコンクリートや鉄骨の建物が立派な建物であるように思っている方々が大多数でしょう。

これは建築界の責任が非常に多いのですが・・・・建築界でもこのように思っている方々が多いのも事実ですから。

これから現場報告ブログでこのことに触れていきます。

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玄関周りの様子を確認しています、漆喰の壁が波打っています。

ここも綺麗に補修します。漆喰は新築のようになるでしょう。

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内部の様子を再確認しています、白っぽい柱は取り替えます。

下がり壁を補強して、土佐和紙を張る予定です。この下がり壁も耐震補強に使います。

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床下の補強方法を図示しながら指示を出す保坂さん。

上から二人目の方です。手前右側が長田さんです。

一番上の方が大工さん、左の方は勉強見学にいらした方です。

澤野でした。

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2010年9月20日 (月)

袖師町二区自治会館7 竣工しました!

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袖師の自治会館が竣工しました。

40センチの松の梁は存在感があります!

フローリングの無節の桧は大工さんが自信をもって現場に納めてくれた材料です。

腰壁と天井には杉板を張っています。

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プランは間口が4.5m、長さ16mと細長く、写真右の外壁が斜めになっているため

奥行方向に広がりを強く感じる室内空間になっています。

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道路から玄関までのアプローチにはスロープを設け、車椅子で来られた方が

スムーズに出入りが出来るようになっています。

大きくて立派な看板も設置されました!

袖師町二区の地域の皆さん、沢山使って頂き皆さんの憩いの場にして下さい!

(スタッフ/中嶋)

工事の工程のつづきはこちら↓

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2010年9月18日 (土)

江尻幼稚園32 天竜の杉板と桧柱

今日は工程を少しとばして内装についてレポートします。

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1階の玄関ホールに入るとすぐに無垢の杉板で仕上げた曲面の壁が現れます。

この壁は階段と玄関ホールの間仕切壁です。

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この無垢の杉材は静岡県天竜の杉です。

天竜で新月に伐採をしてから、葉がらしと呼ばれる方法で天然乾燥された木材です。

天然乾燥で乾燥された木材は人工乾燥材と比べ、表面の色艶がきれいで

木の匂いがしっかりと残ります。手に取り触るとその違いは明らかです!

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階段室は壁天井一面に杉板を張っています。

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この杉に囲まれた階段室に入るとふわっと杉の匂いが漂います、いい匂い!

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2階のホールの腰壁にも同じ杉板を張りました。

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天竜からはもうひとつ、皮むきをしたままの桧柱を使います。

トイレの前の収納の上に取り付けます。完成した模様は後日アップしますね!

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皮むきは写真のように高圧で水を噴射して剥いていきます。これは実際に

澤野が天竜に行って皮むきをした時の写真です。

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上記写真のえじり保育園のシンボルツリーも施主参加のもと天竜で皮むきをした桧です。

(スタッフ/中嶋)

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2010年9月 2日 (木)

6/29 屋根下地まで進みました 袖師町第二区自治会館6

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6/29 先日無事に上棟、屋根の下地と床根太まで工事は進んでいました。

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30センチ間隔で敷かれた床根太。通常製材された角材を使うことが

現在は一般的ですが、大工さんの提案で昔ながらの皮付の製材されてない

材を使っています。大工さんいわく、この方が強度があるそうです。

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室内の天井は張らずに、屋根の垂木の上に化粧材の杉を張って仕上げとしてます。

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杉板の上に断熱材が敷かれます。

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断熱材の上に合板を張り、その上から防水シートを張ります。

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防水シートの上から仕上げのガルバリウム鋼板を張ります。これで屋根完成。

垂木の上に化粧材の杉板を張っている為、防水シートを張るまでに雨が降ってしまうと

仕上げ材が濡れてしまい大変なことになってしまいます。

建築の工事は天候に大きく影響を受けます。

だから現場の方たちはみんな天気予報にやけに詳しい!敏感!なんですよ。

(スタッフ/中嶋)

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2010年9月 1日 (水)

河口湖 榛の木山荘  ウッドデッキを改修することになりました

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13年前の1997年に竣工した河口湖の別荘地に建つ榛の木山荘。

榛の木に囲まれたマイナスイオンあふれるすばらしいロケーションに建つ別荘です。

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お施主さんと澤野が仲が良く、度々遊びに行っているのは聞いていたのですが

今回ウッドデッキの改修をすることになり、初めて伺うことに。

写真はリビングからの眺め、木漏れ日がきれいです。

コーヒーが3割り増しで美味しかった~

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