« 外壁に構造用合板が張られました。 | トップページ | 耐震工事が終わりました »

2010年11月25日 (木)

耐震工事は最終段階に入っています

20101120 アラナ精舎

耐震工事は最終段階に入っています。耐震補強する壁は残り2箇所になりました。

1箇所は数年前に改修した部分ですが筋違いが入っていなかったため壁をはがして筋違いをクロスで入れます。もう一箇所は130年の既存壁に設置します。土壁を取り省き構造材を露出させて金物を介して筋違いを付けます。

475

焼杉の外壁です、伝統的な材料による工法です。

現場周辺ではよく見られる外壁です。

477

正面に見えるのは換気口です、壁の向こう側はお風呂です。

湿気は禁物です。

床工事は畳を入れるだけです、このブログを書いている時点で搬入されます。

ブログでではお伝えできない大切なものがあります。それは床補強をした後の床を歩いた感触と改修前の感触に違いです。皆さんも経験があると思いますが、古い家に行くと床が柔らかくフニャフニャした感触があったと思います。歩くたびに足の周りのたたみが下がるような感触です。ここの床も以前はそのような感触でした。それがまったくなくなりました。新築の家と同じ感触になっています。

483

下がり壁の漆喰が室内を明るくしています

486

鴨居を上に上げた部分です、前回の写真は埋木が塗装されていませんでした。

ぱっと見では気がつきません。

489

補強した耐震壁です、このの壁も漆喰です

498

床下部分です、猫などが入って悪さをしないようにステンレス網を張りました。

これなら通風も十分確保できます

504

北側の柿に木を切ってもらいました、葉っぱ落ちて樋をふさいでしまいます

樋をふさぐと雨水が思わぬところから浸入してくることがあります、

水=湿気対策は木にとって、とても大切ということは何回も今回のブログで書いてきました

毎年、落ち葉の季節は毎週掃除をしないと樋が詰ってしまいます。それはなかなか大変ですから屋根にのしかかっている枝を切ってもらいました。

私どもの事務所では樋をつける場合、樋が溢れた場合どこに水が流れるかを十分検討します。

樋が詰まることが予想される場合、あえて樋を着けず雨をそのまま流し外構計画で雨水を流すように計画します。

493

ここにトイレを作ります。ちょっとびっくりするような写真ですか?

出来上がったらもっとびっくりすりでしょう。

大切に建物を使い続けようという気持ちがあればほとんどのことは可能です。

これ以降の写真は京都です。

大阪の帰り、そのまま東京に戻るのはちょっともったいないので京都に立ち寄りします。

今回はちょうど紅葉の時期でした、京都の紅葉は東京と違って赤がとてもきれいです。

京都の方に言わせると以前はもっときれいだったと・・・これも温暖化の影響でしょうか?

東京都心で設計した建物の庭にもみじを植えましたが、これほど紅葉しませんでした。

植木屋さんの話ででは、寒暖の差が十分でないと紅葉しないということでしたが都心はビル熱で秋の寒さが不十分ということでした。

467

天龍寺です

320

高台寺の時雨亭です、私の好きな茶室のひとつです。

ライトアップを見に行きました。

321

高台寺の竹です、竹というと嵯峨野をイメージしますが高台寺の竹も美しかったです。

1_480

2_510_2

下部に防腐材が塗られています

今回の耐震補強はすべて金物で行っています。既存の構造材の各部の木の大きさの違い、筋違の角度の違いを調整しながら取り付けることになります。そのためどのような角度にも対応できる取り付けプレートが必要です。取り付けプレートはどのような角度にも対応できるようにボルト穴がたくさん開いています。

512

内装はほぼ完了です。欄間下がり壁は耐震補強された壁です。漆喰で仕上げました。白い色が室内を明るくさせています。

471

玄関周りです、腰の部分に焼杉が張られています。

壁の漆喰の下地は土ですから解体中は土埃がもんもんと出ます、大工さんたちはマスクをして仕事をしています。

|

« 外壁に構造用合板が張られました。 | トップページ | 耐震工事が終わりました »

耐震補強+リフォーム」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 耐震工事は最終段階に入っています:

« 外壁に構造用合板が張られました。 | トップページ | 耐震工事が終わりました »