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2015年3月の2件の記事

2015年3月27日 (金)

所沢鈴木邸

今日は所沢鈴木邸の1年目点検メンテナンスに立ち会いです。

メンテナンスに立ち会うと、机の上ではわからなかったいろいろなことがわかってきます。それらが蓄積されてノウハウになります。

変化を目で見て、触って、確認します。

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ヒノキの手すりをサンダー掛け、色の変化を楽しむこともできますが

今回は撥水塗料のテストをけ兼ねて塗装します。 

小口もきれいにサンダー掛け。

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外部の表しになった枠に銅板を張って水から保護します、ちょっと膨らんできて、湿度が多い日に扉が擦ってしまう。ちょっとたたけば直ります。

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壁紙が自然素材の為か少し隙間が開いた。専用ボンドで補修

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2015年3月22日 (日)

一年点検






私どもの事務所が設計監理した、NPO木の家だいすきの会代表の鈴木邸の1年目点検を先週行いました。
建物も居住者も1年間を過ごして、点検です。
製作木製建具の調整が2か所ありましたが、そのほかは不具合が無く、無事に終わりました。
来週、チェックリストを提出です
無垢の木でできた家は、昔ながらの木が割れる音が冬にしました、とお聞きしました。
自然に乾燥させた無垢の木は乾燥しながら強度を増し、その時、割れる音がします。多いときには一晩に数回も音がします。昔の人はこの音を「木の神様からの贈り物」と言ったようです。ところが近年は集成材や、高温乾燥させた構造木材が主流となって、この音を聞く機会がほとんどなくなりました。
建て主さんが、知らないのは理解できますが、設計者がこのことを知らず、木材提供者にクレームを言ってくることもある、と関係者から聞きました。
木造建築が注目されなおしていますが、木造建築不毛の時代が長く続いたためか、木の基本的な知識が設計者にも不足しているようです

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