カテゴリー「神楽坂 陶柿園 リフォーム」の2件の記事

2009年4月23日 (木)

神楽坂 陶柿園  リフォーム完成 ビフォーアフター

スタッフの中嶋です。

写真だけアップした状態で失礼しました。

コメント追記しました!

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○ビフォー テナント解体後

解体後コンクリートの躯体がむき出しになった状態です。

昭和46年に建設されたビルですが、コンクリートの状態も良く、当時施工された

方たちの仕事の丁寧さを感じます。

サッシのガラスはひび割れが入ったものを新規に改修しました。

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●アフター テナント全景

神楽坂通りに面した外壁は全て開口部となっているので非常に明るい空間

です。テナントを借りた人たちが仕事の合間に窓を開けて通りを歩く人たちを

眺めるのも良いリフレッシュになりそうだなと思いました。

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○ビフォー 配線配管工事

正面に見える配線がたくさん集まっている部分がこのビルのPS(パイプ

スペース)です。PSは建物の下階から屋上までつながっていて電気や水道の配管

を通す場所です。右奥に職人さんが2人見える場所にトイレと給湯室が出来ます。

話はそれますが、今回工事をお願いした滝新さんは東京K-Houseを施工して頂いた

工務店さんです。

上の写真に4人の職人さんが見えますが、実は写っていない所を合わせると

倍近くの職人さんが作業をしています。現場監督のKさんがテキパキと現場を

仕切って頂きスムーズに現場監理をさせて頂きました。

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○ビフォー PS内壁         ●アフター PS内壁

                      右下の扉は点検口です。 

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●アフター テナント全景

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○ビフォー トイレ           ●アフター トイレ

                      トイレ、洗面器は新設。換気扇が無かった

                      ので取り付けました。

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○ビフォー 給湯室          ●アフター 給湯室

                      ガスではなくIHコンロを使ってもらう計画として

                      IH専用の電源を設置。棚はッポリ合板の造り付家具

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○ビフォー 出入口ドア        ●アフター 出入口ドア

                      既存の扉を工場に持って行き穴を空け

                      明かり取りの窓を付けました。扉の仕上げは

                      ダイノックシートという化粧シートを貼りました。 

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●アフター 屋上キュービクル

キュービクルとは高圧電力の受変電設備です。使用電力が50kVAを超える

場合キュービクルの設置が必要になります。

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●アフター 外構           ●アフター 看板設置

神楽坂通とお店の間の足元を   名前の入っていない3・4階が改修工事を

御影石で張り替えました。      したテナントです。ここにテナントを借りた会社の

                     名前が入ります。

(おまけ)

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神楽坂通りから見た陶柿園ビル。

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陶柿園店内。

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こんな可愛い陶器のお人形たちもいます!

神楽坂に遊びに行かれる時は是非お立ち寄り下さい!

      

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2009年4月15日 (水)

神楽坂 陶柿園ビル 改修工事 1-解体

スタッフの中嶋です。

昔から多くの人に親しまれてきた東京飯田橋にある神楽坂

その神楽坂の坂の途中にある「陶柿園ビル」の改修工事をしました。

神楽坂商店街会会長の福井さんのご紹介で設計監理をさせていただくことになりました。

ビルの3,4階をリフォームしてテナントとして貸す計画で、1フロア約86㎡(26坪)

で給湯室、トイレの水廻りを含めたリフォーム工事となりました。

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陶柿園さんは創業50年以上の食器屋さんで、清水焼、有田焼などの食器や

他にも江戸切子、薩摩切子の他、お香、お線香、数珠も取扱っているお店です。

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まず最初は解体工事です。内装の仕上げ材、下地材を撤去しています。

下の写真は躯体コンクリートから壁の木下地を剥がしているところです。

天井には軽量鉄骨の下地が残っているのが見えます。

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躯体のコンクリートが見えた段階で構造的な問題がないか全体の確認をしました。

特に問題点はなくお施主さんを含め設計者、施工者一同ほっと安心。

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天井の下地を全て撤去すると設備の配線配管が露出されました。

現場の配管の状態を確認して、建設当時の図面と異なる部分などがある場合

その場で設計図面の再検討が必要になります。

現場に合わせて対応するのも改修工事では珍しいことではありません。

そこが新築工事との違いで改修工事の難しい部分だと思います。

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解体工事が終わると電気、給排水の配管工事、内装工事に入ります。

   

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