蜜蝋ワックス塗り
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いよいよ来週は建物完了です。(外構はまだつづきますが)
26日は私が理事として所属しているNPO木の家だいすきの会の見学会、
また、29日は私どもの事務所主催の見学会です。
足場もはずれ、外観が見えています。1階と2階の外壁の色と、仕上材を変えています。2階部分は金属版、1階部分は左官吹き付ける材です。もしも外壁が汚れて、遠い将来塗り替えなどが必要になった場合、1階は足場なしで作業ができます。2階は焼付け塗装の金属板なので、メンテナンスフリーです。
足場を建てる費用は馬鹿にならない!作業が終われば必要ないものにお金を出したくない。
将来を見越して、ランニングコストダウンの手法です。
わが社では1992年の府中M邸から始めたコストコントロール手法の一つです。
デザインは機能・性能から発生します。デザインだけが先走りすることはありません。私どものホームページの作品集で、ちょっと変わっているな!と思われる作品がありましらたら、その影には必ず機能と性能が隠れています。そのちょっと変わっている、かな? は、生活デザインとして表れてきたものです。
住宅には、ことさら奇抜なデザインは必要ありません。建主さんの生活をデザインすれば、住宅は機能的で美しくなると信じています。それを引き出すのが建築家の仕事。
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木造住宅現場ルポです。 狛江本橋邸
本橋邸の現場が急ピッチで進んでいます。大工さんが3人です。
埼玉の無垢の木の構造材で作った、登り大垂木の追っかけ大栓継が存在感を増しています。
構造材はすべて、ときがわの無垢の木です。所沢鈴木邸(NPO木の家だいすきの会代表)と同じです。
4月末には建築が完了予定、26日は木の家だいすきの会完成見学会です。
外構工事は引きつづき行っていきます。
アトリエ 吊り戸棚が施工中 窓に掛かっている棚は、作品が道路から見えるように。
目の前は私たちの設計の狛江市駄倉保育園です。
リビングルームの吹き抜け天井 杉の登り垂木と格子がが空間のポイント
2階をリビングダイニングルールにしたので、屋根の勾配なりのこのような大きな空間デザインができます。
追っかけ大栓という繋ぎ方、丸の込み線がなかなかいい!
伝統木造技術が生きています。
大垂木のスリットは、垂木の存在があまり大げさに見えないように。
シンプルにシャープな木構造のデザインを目指して。伝統の技術に現代のデザインをプラスしていきます。
ちょっとした工夫を積み重ねると、空間のクウォリティは格段に上がります。
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