カテゴリー「本橋邸現場ルポ」の5件の記事

2015年5月 8日 (金)

蜜蝋ワックス塗り

蜜蝋ワックス塗り

杉の無垢フローリングの良さを生かすためには自然塗料が最適です。
蜜蝋ワックスは初めての方でも難なく塗れるため、いつも建て主さん家族と一緒に、スタッフともども参加します。
今回は、建て主さんご夫婦と次女の娘さん、長女のお婿さんにも参加していただきました。一日掛けて塗る予定でしたが皆さん手際よく3時ごろには終わりました。

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良くできた!!

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床塗完了、杉が生き生きした色になっています。

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作業前の蜜蝋ワックス缶。 茶色の床は玄関の土セメント

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2015年5月 1日 (金)

オープンハウス

オープンハウスが無事開催できました。

久しぶりに行なったオープンハウスでしたが多くの方が来られました。

駄倉保育園の前のためか地元方々が多かったです。

一般の方は、まだまだ国産材で造った住宅を見る機会が少ないようです。

背割り、を知らない方や、和紙の壁紙も初めて見る方がほとんどでした。

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芳名帳にお名前を書いていただきました。

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配布資料や模型です、スマフォも充電中。

 

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今までのプロジェクトやこれからのプロジェクトのパネルも何枚か展示しました。

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2015年4月23日 (木)

いよいよ完成見学会

いよいよ来週は建物完了です。(外構はまだつづきますが) 

26日は私が理事として所属しているNPO木の家だいすきの会の見学会、

また、29日は私どもの事務所主催の見学会です。

足場もはずれ、外観が見えています。1階と2階の外壁の色と、仕上材を変えています。2階部分は金属版、1階部分は左官吹き付ける材です。もしも外壁が汚れて、遠い将来塗り替えなどが必要になった場合、1階は足場なしで作業ができます。2階は焼付け塗装の金属板なので、メンテナンスフリーです。

足場を建てる費用は馬鹿にならない!作業が終われば必要ないものにお金を出したくない。

将来を見越して、ランニングコストダウンの手法です。

わが社では1992年の府中M邸から始めたコストコントロール手法の一つです。

デザインは機能・性能から発生します。デザインだけが先走りすることはありません。私どものホームページの作品集で、ちょっと変わっているな!と思われる作品がありましらたら、その影には必ず機能と性能が隠れています。そのちょっと変わっている、かな? は、生活デザインとして表れてきたものです。

住宅には、ことさら奇抜なデザインは必要ありません。建主さんの生活をデザインすれば、住宅は機能的で美しくなると信じています。それを引き出すのが建築家の仕事。

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バルコニーの手すりが付きました。

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リビングからバルコニーを見ます。デッキと手すりが付きました

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朝に光が入るように設けられた窓

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もうちょっよできれいに見える、玄関までは緩やかなスロープです

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2015年4月17日 (金)

家具つくり

現場ルポです

家具も大工さんが造ります。家具屋さんに頼むこともありますが器用な大工さんならば家具も造ってもらえます。木工事の延長でやってもらいます、コストダウンの工夫のひとつです。

キッチンカウンターと食器棚、それにカップボードです。最後は扉を建具屋さんに造ってもらい完成です。

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2015年4月11日 (土)

本橋邸 現場ルポ

木造住宅現場ルポです。  狛江本橋邸

本橋邸の現場が急ピッチで進んでいます。大工さんが3人です。

埼玉の無垢の木の構造材で作った、登り大垂木の追っかけ大栓継が存在感を増しています。

構造材はすべて、ときがわの無垢の木です。所沢鈴木邸(NPO木の家だいすきの会代表)と同じです。

4月末には建築が完了予定、26日は木の家だいすきの会完成見学会です。

外構工事は引きつづき行っていきます。

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アトリエ 吊り戸棚が施工中 窓に掛かっている棚は、作品が道路から見えるように。
目の前は私たちの設計の狛江市駄倉保育園です。

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リビングルームの吹き抜け天井 杉の登り垂木と格子がが空間のポイント
2階をリビングダイニングルールにしたので、屋根の勾配なりのこのような大きな空間デザインができます。

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追っかけ大栓という繋ぎ方、丸の込み線がなかなかいい!
伝統木造技術が生きています。
大垂木のスリットは、垂木の存在があまり大げさに見えないように。
シンプルにシャープな木構造のデザインを目指して。伝統の技術に現代のデザインをプラスしていきます。
ちょっとした工夫を積み重ねると、空間のクウォリティは格段に上がります。

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