カテゴリー「書籍・雑誌」の2件の記事

2010年3月11日 (木)

ぶらり建築散策のススメ

Dscn0001

今日は本を紹介

『建築MAP東京・2(TOTO出版)』です。

『・・東京・2』は1990年後半から2003年までに竣工した建築が掲載されている

建築MAPの最新版です。

建築MAPシリーズは1980年以降建築が掲載されている『・・東京・1』をはじめ

東京以外では『・・京都』や『・・横浜』などがあります。

『・・東京・1』は大学生の時に購入していました。

建築学科の学生にとっては必須のアイテムです。

Dscn0002

中の構成は新宿、青山、六本木など地域ごとに分けられた地図上に

作品番号付きで位置がプロットされた建築の写真、概要が掲載されています。

最寄の駅が載っているので自分で見学しに行くのにとても便利。

初めて訪れた街で気になる建物を見つけた時に、建築MAPにその建物が掲載されて

いればその場でいつ誰がつくった建築なのか分かると嬉しいもんです

建築関係の仕事をやっていない人でも、建築MAP片手に街を散策してみるのも

いつもと違った発見があるかも、おすすめです。

旅行前に京都編を熟読するのも普通のガイドブックにない情報が得られて

良いですよね。興味のある方は是非!

(スタッフ/中嶋浩平)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月 1日 (月)

トイレまんだら

Photo


今日は妹尾河童『河童が覗いたトイレまんだら』をご紹介します。

古本屋さんでたまたま見つけたのですが、舞台芸術家で有名な河童さんが

1989年~1990年に「週間文春」で連載した

「誰でも知っている著名人の自宅トイレを訪ねてトイレに関する考察やエピソード

などを語ってもらうという企画」をまとめた一冊です。

それぞれのトイレにまつわるユニークな話、中にはふんそのものについて熱く語る

人もいます。河童さんが自ら実測したトイレの俯瞰図やスケッチもあり、各人の人柄

やトイレ生活の実態が見えてなかなか面白いですよ。

建築家の藤森照信さんの自宅トイレも出てくるのですが、藤森さんは庭で月を見ながら

用を足すのが一番だと言ってます。男性しかわからない話ですかねー。

また、立ち小便ができる街づくりがしたい!と熱く語る場面も。

「河童が覗いた・・・・」シリーズがまだあるようなのでまた別の機会にご紹介できたら

なとおもっています。

(スタッフ/中嶋)

| | コメント (0) | トラックバック (0)