さいたまK-HOUSEが掲載されました
お知らせです
さいたまK-HOUSEが掲載された「住まいの実例セレクション」が発売されました!
宮崎県のおび杉と自然素材をつかった木の家です。4000冊の本のために壁一面
を本棚にしています。詳しくはこちらをご覧下さい。
(スタッフ/中嶋浩平)
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宮崎県のおび杉と自然素材をつかった木の家です。4000冊の本のために壁一面
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スタッフの中嶋浩平です。
ダイニングテーブルは長さ2.8m、幅90cm、厚さ5cmの一枚板でつくりました。
材種は山形県の杉です。澤野が山形の岩浪木材さんの工場に視察に行き
テーブルの材料を選んできました。
写真はテーブルになる前、工場にあった時の杉板の写真です。
樹齢100年近くの立派な杉です。木の芯に近いところの材料なので
丈夫で節もなく赤身の綺麗な木目の杉板です。
板の端部は樹皮が付いたままの状態でしたが、テーブルに造作をする時
大工さんに樹皮を綺麗に剥いてもらいました。かなり手間の掛かる作業でした
が大工さんに頑張っていただきました。端部はカットして直角にはせずに、
自然の形を生かしてそのままの状態で仕上げました。
仕上げに蜜蝋を塗って完成です。
テーブルを作って残った部分を使いベンチもつくりました。
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スタッフの中嶋浩平です。
竣工後約1年が過ぎて雑誌の取材でお邪魔した時に撮影した写真です。
リビングダイニングの本棚に沢山の本が収納されていました。
●リビングから見た本棚
4000冊以上の本を収納するための本棚をつくることは設計のはじめから出ていた
建主さんの強い要望の一つでした。
設計をするうえでどのように沢山の本を収納するかが最大のテーマであり、
K邸の空間つくりのポイントとなりました。
●2階吹抜け廊下の本棚
打合せを重ねた中で、本棚はリビングの吹き抜けの壁一面に作ることになりました。
4000冊の本ともなるとかなり重い為、4本の通し柱が本の重量を支える構造としています。
●リビング吹抜け見上げ
竣工当時は本がまだ入っていなかったため、ガランとした印象がありましたが
壁一面の本に埋め尽くされた姿は圧巻です。また本に囲まれている心地よさ
のような感覚があり、本好きの建主さんにとっては至福の毎日なのではないでしょうか。
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事務所スタッフの中嶋浩平です。
今回はK邸の大黒柱についてご紹介します。
長野県安曇野の松柱です。構造材と同じウッドコーディネーターの木童さんから仕入れました。元の形は長さ約2.6mの丸太なのですが、澤野が長野の工場に行き職人さんに直接指示して六角形に加工してもらいました。また、24cmの太い柱をシャープに見せるために、柱太さを床に向かってだんだんと細くしています。
この柱は現場で大工さんが梁に差し込む部分(ほぞ仕口)を刻みました。のこぎりを入れている凸部分が梁に差し込まれます。梁にも同じ大きさの穴を空けておき差込みます。差し込んだ凸部分に梁側面から込栓(1.5cm角で長さ12センチ程度の木材)を打ち込み固定します。
ほぞ仕口の完成です。凸部分の角をノミで削って差し込みやすくしている所に、大工さんの仕事の丁寧さを感じました。
梁に差し込まれた様子。梁の側面に刺さって見えているのが込栓です。
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スタッフの中嶋浩平です。
前回のレポートからずいぶん時間が経ってしまいました。。
今回は上棟式の様子をご紹介します!
棟梁が中心となり、大工3人、鳶4人で手際よく組み上げて行きます。クレーン車を使って材料を移動させ、職人が図面の通りに柱と梁を組んでいきます。写真は2階の小梁を木槌で叩いて大梁に差し込んでいる様子です。
K邸は木造2階建てで約28坪の規模ですが、お昼12時に現場に着いた時には既に2階の柱まで組み終わっていました。職人さんの手際が良いと安心して現場を見ていられますね。
K邸の構造材は、宮崎県のおび杉を使っています。ウッド・コーディネーターの木童さんから仕入れた木材で、宮崎県の製材所でプレカットをして埼玉県の現場に搬送されてきました。プレカットとは設計図面を元に工場で事前に材料を製材する事をいいます。柱と梁、接合部の仕口や継手(上写真)の加工も工場で機械によって行います。宮崎のプレカットは精度が高く、現場の職人も仕事がやり易いと喜んでいました。
おび杉は国内最高レベルの人工乾燥技術をもつ工場で製材され、割れや収縮が少ない、赤味の綺麗な強度のある木材です。澤野が宮崎の工場でその技術の高さを直接確認して建主さんに提案し、採用することとなりました。
上の写真は上棟時のリビングダイニング、下の写真が同じ角度の完成写真。
リビングには長さ4M、高さが約40センチのK邸で一番大きな梁が2本掛かっています。この大きさの梁は定尺(規格寸法)でないので材料屋さんにいつでもある材料ではありません。
このように大きな梁を使うことで梁の下に柱が必要なくなり、リビングを広く使うことが出来ます。梁というのは高さ方向に寸法が大きくなると曲がり難く強度がでるためです。
また、木造は一般的に柱や梁の接合部に金物が使われます。K邸のように木を見せるデザインとした場合そのままだと金物が見えてしまいます。木は見せたいが金物は見せたくない!
金物が見えない綺麗な納まり(デティール)にする為に上の写真のように梁に穴を空けておき、中にボルトを入れて接合部を固定します。このような工夫は設計の段階から考えてデザインしていきます。
完成した家ではけして見えない、木の家の工夫の一つです。
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事務所スタッフの中嶋浩平です。
4月に竣工したさいたま市K邸(http://s-sawano.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_4126.html)の第1回目の現場レポートです。
今回は地鎮祭から基礎完成までご紹介したいと思います。
工務店さんの紹介で蕨市「御嶽山」の神主さんをお呼びして地鎮祭を行いました。土地の神を鎮め、工事の無事を祈る儀式です。祭壇の横にお供え物と一緒に完成模型も置かせて頂きました。写真右は建主さんが「鍬入」を行っているところです。地鎮祭の後、建物の形にテープを張り、建主さんに配置の確認していただきました。
次に「水盛り・遣り方」を行います(写真左)。建物の位置、高さ、基礎の深さなどの基準となる遣り方杭(写真の木板)を建物の周囲に打ちつけ、これに黄色い水糸を張り、建物の壁芯、基礎の位置を出します。
基礎の形状は事前の地盤調査の結果、ベタ基礎を採用しました。写真右は基礎の深さまで土を掘る「根切り」という工程が終わり、砕石を敷いた状態です。
現場で配筋が組み終わると、配筋検査を行います(写真左)。鉄筋径、ピッチ、定着長さ、かぶり厚さなど図面の通り施工できているか確認をします。また、この時点でトイレや浴室などに必要な給水管などを事前配管しておきます。配筋が終わるとコンクリート打ちです。立ち上がりのコンクリートを打つ前に、土台と基礎を固定する「アンカーボルト」や柱と基礎を固定する「ホールダウン金物」などを設置します。
右写真が基礎完成写真です。基礎が完成すると、今まで図面や模型でイメージしていた建物の大きさを、実際のボリュームとして初めて実感でき、とても嬉しくなる瞬間です。
次回は、現場レポート②「上棟式~木工事」をご紹介する予定です
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先月担当していたK邸が竣工しました。
本をこよなく愛するご夫婦の住宅です。
2000冊の本を収納する為に、リビング吹抜けの壁一面(幅3.8m高さ5.0m)に本棚を造りました。
構造材は宮崎県のおび杉で統一され、リビング吹抜けの窓は柱梁と一体にデザインしています。
床は無垢材のフローリング、壁・天井はホタテパウダーを原料とした塗装材を使っています。その他にも、リビング吹抜けには一部杉板、和室には土佐和紙、キッチン・トイレには消臭効果のある白竹炭塗料を使った自然素材の住宅です。
今後このブログで、K邸の着工から竣工までの様子をご紹介していきたいと思います。是非見に来て下さい。
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