築35年マンションのリフォーム 高知MMリフォーム ビフォーアフター 1
マンションのリフォームです。
クライアントは作家の宮尾登美子さん、高知出身の宮尾先生は高知にも拠点を造りました。
「私の好みはこっちです、でも全体のバランスや性能のことは、私は素人だから良くわかりません。専門家の澤野さんにお任せします」が宮尾先生の口癖でした。
■内装のリニューアル
(アフター:リビングルーム)
(ビフォー:リビングルーム)
・床は無垢の杉フローリングにしました。地元土佐の杉です。もともとはカーペットでした。以前は遮音を気にして無垢のフローリングをあきらめることがありましたが、現在では遮音性能に優れた下地材が開発されているため無垢材を張ることが出来ます。リビングの隣の和室は畳からフローロングに変更してリビングとの一体感を出しました。ここを寝室とし必要な時に引き戸を引き込み、閉じることが出来ます。
・壁も自然素材の壁紙用に開発された土佐和紙で全面を張り替えました。ただしトイレは無垢の杉板を張りました。杉には消臭効果があり、水はねによる汚れ防止にもなります。
・天井は壁と同じ土佐和紙と杉板を使い分けました。
・宮尾先生は東京の自宅では靴下とスリッパを履く生活でしたが、引っ越されてからは無垢の杉フローリングの床には「はだしが気持ち良い」とはだしの生活に変わられました。また寝室は天井も杉板にしましたので、落ち着いた部屋になり杉の良い香りがしてよく眠れるようになったと仰っていました。自然素材の力です。
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